SNS採用を半年やって失敗した話|やり直して気づいた3つのこと

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「半年間SNS採用に取り組んできたのに、応募が1件も来なかった」——これは他の誰かの話ではなく、私自身が経験したことです。毎週投稿を続け、デザインにもこだわり、ハッシュタグも研究した。それなのに結果はゼロ。「SNS採用なんて意味がないんじゃないか」と諦めかけたとき、根本的なやり方を見直すことにしました。

この記事では、私がSNS採用で犯した3つの失敗と、やり直して気づいたことを正直にお伝えします。「うちも同じかも」と感じた方は、ぜひ最後まで読んでみてください。同じ失敗を繰り返さないためのヒントが必ず見つかるはずです。

佛田デザイン製作所では、SNS採用の設計から運用まで、中小企業・個人事業主の採用課題に向き合ってきた実績があります。「自社のSNS採用を根本から見直したい」という方は、ぜひ記事を読み終えた後にお気軽にご相談ください。

半年間、何をやっていたか

SNS採用に取り組む採用担当者のイメージ

最初の半年間、私は「とにかく投稿を続けること」だけを目標にしていました。週3回の投稿を欠かさず続け、職場の雰囲気写真、スタッフの日常、お昼ごはんの写真、仕事の様子——とにかく「いい雰囲気が伝わりそうなもの」を投稿し続けました。フォロワーは少しずつ増えていき、「いいね」もそこそこついていました。数字が動いているのを見て「これで合ってる」と思い込んでいたのです。

しかし6ヶ月経っても応募はゼロ。問い合わせすらありませんでした。「なぜだろう」と考えたとき、自分がやっていたことを客観的に振り返ってみました。そこで気づいたのは「採用のためのSNS運用」と「SNS運用のためのSNS運用」を混同していたということです。私がやっていたのは後者でした。フォロワーを増やすことや投稿を続けることが目的になってしまい、「採用」というゴールから完全にズレていたのです。

この気づきをきっかけに、半年間の取り組みを全部見直すことにしました。痛かったですが、この振り返りがなければ今の成果はなかったと確信しています。次のセクションから、具体的に何が間違っていたかをお話しします。

失敗①:ターゲットを決めずに発信し続けた

ターゲットが曖昧なまま発信しているイメージ

最初の失敗は「誰に向けて発信しているかが全く決まっていなかった」ことです。「20代〜30代で、明るくて積極的な方」——これが私のターゲット設定の全てでした。今思えば、これはターゲット設定でもなんでもありません。ただの「こんな人がいたらいいな」という願望です。

ターゲットが決まっていないと、投稿の内容がブレ続けます。「今日は職場の雰囲気を伝えよう」「今日はスタッフを紹介しよう」「今日はサービスの説明をしよう」——テーマがバラバラで、一貫性のないアカウントになっていました。フォロワーから見ても「何のアカウントかよくわからない」状態だったと思います。

やり直してから最初にやったのは、採用したい人物像を徹底的に言語化することでした。年齢・性別・現在の状況・転職動機・価値観・Instagramの使い方まで具体的に設定したとき、「この人に向けて何を発信すればいいか」が自然と見えてきました。ターゲットを決めることは「応募を絞ること」ではなく「刺さる発信ができるようになること」だと気づいたのです。

失敗②:フォロワー数を追いかけていた

フォロワー数を追いかけているイメージ

2つ目の失敗は「フォロワー数が増えれば採用できると思い込んでいた」ことです。半年間でフォロワーは約800人まで増えました。「もう少し増えれば応募が来る」とずっと思い続けていましたが、応募は来ませんでした。フォロワー数と採用成果は比例しないのです。

フォロワーを増やすために、バズりそうなコンテンツを作ったり、人気のハッシュタグを研究したりしていました。でもバズるコンテンツと採用に繋がるコンテンツは全く別物です。バズった投稿に集まってくるのは、採用ターゲットとは全く関係のない人たちだったりします。フォロワーが増えても、採用ターゲットに届いていなければ意味がありません。

やり直してから追うようにしたKPIは「プロフィールアクセス数」「リンククリック数」「DM・問い合わせ数」です。フォロワー数は参考程度にしか見なくなりました。この3つの数字が動き始めたとき、初めて「採用に近づいている」と実感できるようになりました。

失敗③:プロフィールを放置していた

プロフィールを見直しているイメージ

3つ目の失敗は「プロフィールページを最初に設定したまま半年間放置していた」ことです。アカウント開設時に「○○の採用公式アカウントです。日々の様子を発信中」と書いただけで、一度も更新していませんでした。

投稿を見て興味を持ったユーザーが最初に訪れるのがプロフィールページです。そこで「誰を採用したいか」「どんな働き方ができるか」「応募するにはどうすればいいか」が一切書かれていなければ、求職者は次の行動を起こせません。私のプロフィールはまさにその状態でした。せっかく投稿に興味を持ってプロフィールを見に来た求職者を、ことごとく取り逃がしていたのです。

プロフィールを書き直してからの変化は劇的でした。「週3日〜OK・未経験歓迎・残業月8時間以下。まずはDMでお気軽に」という具体的な文言に変えただけで、翌週からDMが来るようになりました。プロフィールは「採用ランディングページ」だということを、身をもって学びました。

やり直して変わった3つのこと

SNS採用を見直して成果が出たイメージ

3つの失敗を修正してから、以下の変化が起きました。

  • 投稿に迷わなくなった:ターゲットが決まると「この人に何を届けるか」が明確になり、投稿テーマで悩む時間がほぼゼロになりました。
  • 数字の意味がわかるようになった:フォロワー数ではなく「プロフィールアクセス→リンククリック→問い合わせ」という採用ファネルで考えるようになり、どこに課題があるかが一目でわかるようになりました。
  • 問い合わせが来るようになった:プロフィールを書き直してから2週間以内に最初のDMが届きました。半年間ゼロだったのに、たった2週間で変化が起きたのです。

「設計」を変えただけで、投稿の内容も頻度も変えていません。それでも結果が変わったのは、土台となる設計が整ったからです。どれだけ良い投稿を作っても、設計が間違っていれば成果には繋がりません。逆に言えば、設計さえ整えば、普通の投稿でも採用成果に繋がります。

よくある質問(FAQ)

SNS採用のよくある質問に答えるイメージ

Q1. 半年間やって成果がゼロの場合、続けるべきですか?

A. 続けるべきですが、やり方を変えることが前提です。同じやり方を続けても結果は変わりません。まずターゲット設計・プロフィール・KPI設定の3点を見直してから再スタートすることをお勧めします。

Q2. フォロワー数は全く気にしなくていいですか?

A. 参考程度には見ますが、最優先指標にする必要はありません。フォロワー200人でも採用できた企業があります。プロフィールアクセス数・リンククリック数・問い合わせ数を優先して追ってください。

Q3. プロフィールはどのくらいの頻度で更新すればいいですか?

A. 募集職種や採用条件が変わったタイミングで必ず更新してください。最低でも3ヶ月に1回は見直しを行い、常に最新の情報に保つことが重要です。

Q4. ターゲット設計はどこから始めればいいですか?

A. まず「今自社で活躍している社員」を分析することから始めてください。長く働いている人・成果を出している人に共通する価値観・行動パターンを言語化すると、採用したい人物像が見えてきます。

Q5. 一人で設計をやり直すのは難しいですか?

A. 正しい手順を踏めば一人でも可能です。ただし「正しい手順」を知らないまま進めると、また同じ失敗を繰り返す可能性があります。SNS運用リスキリング講座では、設計から運用まで体系的にサポートしています。

まとめ:失敗は設計で防げる

今回の3つの失敗をまとめます。

  • ✅ ターゲットを決めずに発信しない → 採用したい人物像を具体的に設定する
  • ✅ フォロワー数を追わない → プロフアクセス・リンククリック・問い合わせ数を追う
  • ✅ プロフィールを放置しない → 採用LPとして常に最新情報に保つ

この3つを変えるだけで、SNS採用の成果は大きく変わります。半年間うまくいかなかった私が言うのだから、説得力があると思います。「うちも同じ失敗をしているかも」と感じた方は、まず今日からプロフィールを見直してみてください。それだけで状況が動き始めることがあります。

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✍️ この記事を書いた人

佛田 純羽|佛田デザイン製作所
SNS採用コンサルタント/リスキリング講師
Instagramで「応募が来る仕組み」を設計。企業の採用課題をSNSで解決します。
📧 purewing0134@b-design-fac.com

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